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ヒストリー

ヒロシマの記録2006 11月

2006/11/1
ノーベル平和賞を受賞した3人が集う「広島国際平和会議2006」が中区で開幕。約1200人が集まる。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世、平和運動家ベティ・ウィリアムズさん、人種隔離政策(アパルトヘイト)撤廃運動を指導したデズモンド・ツツ名誉大主教が参加
2006/11/1
秋葉市長が非核武装の法制化を求める要請書を安倍首相に提出
2006/11/2
「広島国際平和会議」に参加したノーベル賞受賞者3人が、平和記念公園を訪れ原爆慰霊碑に参拝。閉会式で「許しと平和を求める広島の精神を高める」とする共同宣言を採択
2006/11/3
日本国憲法の公布60年。高まる改憲論などへの反対を平和都市から訴えようと「9条ピースフェスタinヒロシマ」が中区で開催。労組などがパレードも
2006/11/6
次期国連事務総長に就任する韓国の潘基文外交通商相が、麻生外相や中川昭一政調会長の核保有論議をめぐる発言に「韓国の外交通商相としてだけでなく、次期総長として懸念を表明したい」と述べる。広島県原水協と広島県被団協(金子理事長)も中区で抗議の街頭アピール。8日には、広島県原水禁と広島県平和運動センターの座り込みが、原爆ドームの前である
2006/11/11
日本原子力研究開発機構が鳥取県湯梨浜町方面地区にウラン残土を長年放置していた問題で、残土約3000立方メートルの全面撤去を終える
2006/11/12
第18回谷本清平和賞の贈呈式が、広島工業大広島校舎であり、原爆についての学習や国内外との平和交流に取り組んでいる学校法人広島女学院に贈られる
2006/11/17
平和記念公園の国の名勝指定が決定。戦後に整備された公園としては全国初
2006/11/24
久間章生防衛庁長官が衆院安全保障委員会で、非核三原則で禁じている核搭載艦艇の領海通過について「緊急事態の場合はやむを得ない」と述べ、緊急時には例外的に容認する考えを表明
2006/11/24
カンボジアの首都プノンペンで、広島市民を中心に建設を進めてきた平和のための交流施設「ひろしまハウス」の開所式
2006/11/25
ヒロシマを撮り続け、6月に亡くなった写真家の故井手三千男さんの業績を語る会が、出身地に近い広島市安佐北区あさひが丘の日浦公民館で行われる
2006/11/28
世界遺産条約で義務付けられるバファーゾーンの在り方を考える国際シンポジウムが、2日間の日程で広島市南区で開幕
2006/11/29
原爆ドームと平和記念公園周辺を対象に、広島市が「建築物等美観形成要綱」を改め、建築主との事前協議の目安となる建物の高さ基準をつくる
2006/11/30
原爆ドームのバファーゾーン内に定めた建築事前協議の目安となる「建築物等美観形成要綱」の高さ基準について、秋葉市長が法的拘束力を伴う規制化に前向きな姿勢を示す

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