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ヒストリー

ヒロシマの記録2005 4月

2005/4/1
放射線影響研究所(放影研)が設立30周年
2005/4/2
81年2月に広島で平和アピールを宣言したローマ法王ヨハネ・パウロ二世が死去、84歳
2005/4/10
日本政府がNPT再検討会議に向けた対処方針。原爆投下60年を踏まえ、唯一の被爆国として核兵器廃絶に向けた「あらゆる核兵器削減」を核保有国に強く要求へ
2005/4/11
「核兵器の臨戦態勢解除」を求めるNGOの声明に平和市長会議として賛同したと秋葉広島市長が表明
2005/4/11
故・東数男さんの訴訟で厚労省が上告断念を発表。慢性肝機能障害を原爆症と認めた高裁判決が確定。尾辻厚労相は12日、直ちに原爆症認定基準の見直しにはつながらないと表明
2005/4/11
インタファクス通信によると、ロシアのズラボフ保健・社会発展相が閣議で旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の被曝(ひばく)者名簿を初めて作成したと報告。健康被害を受けた被曝者はロシア国内で145万人
2005/4/12
外務省が、在韓被爆者が健康管理手当を自国で支給申請できるよう、在外公館の活用を検討する方針を示す
2005/4/12
長崎で被爆した日本被団協の山口仙二代表委員がノーベル平和賞候補に推薦されたことが判明
2005/4/13
国連総会が、テロリストによる核関連物質などの入手阻止を目的とした「核テロ防止国際条約」案を全会一致で採択。テロ組織への核物質流出を規制する国際的枠組みが整う
2005/4/13
米ニューメキシコ州のサンタフェ市議会が、核兵器工場の新設拒否などを盛り込んだ反核決議を採択
2005/4/17
米とフランスが、核関連物質の返還や核施設の廃棄などをNPT脱退国に義務付けるよう、NPT再検討会議での合意文書採択を目指していることが判明
2005/4/20
芸術家の故岡本太郎氏の養女で岡本太郎記念館館長の岡本敏子さんが東京都の自宅で死亡しているのが発見される。79歳
2005/4/20
NPT再検討会議を前に、ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊東京大名誉教授ら「世界平和アピール7人委員会」のメンバーが、米など5つの核兵器保有国に核軍縮への具体的努力を求めるアピール文を発表
2005/4/23
長崎市と国が、日本出国後に打ち切られた健康管理手当の支給を求めた韓国人被爆者の李康寧さんに、訴訟外で未払い手当約103万円を支払う方針を決定
2005/4/26
南極を除く世界の4つの非核地帯に属する国の代表が一堂に会する初の「非核地帯会議」がメキシコで開幕。28日には、核兵器保有5大国に「核兵器廃絶への明確な約束」の履行などを迫る宣言を採択
2005/4/29
NPT再検討会議に向け広島市の市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」が米紙ニューヨーク・タイムズに、核廃絶に向けた明確な計画策定を求める意見広告を掲載
2005/4/30
小泉純一郎首相が訪問先のパキスタンでムシャラフ大統領と会談し、98年5月の核実験以来凍結している新規円借款を再開する意向を表明

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