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ヒストリー

ヒロシマの記録2005 9月

2005/9/1
被爆体験を基に創作舞踊に取り組んだ大塚京子さんが死去、67歳
2005/9/5
フランス・パリ市庁舎で「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」が開幕
2005/9/5
IAEAなど国際機関やロシア、ウクライナ政府などでつくる「チェルノブイリ・フォーラム」がチェルノブイリ原発事故について、直接の被曝による死者数は4000人程度と推計されるとの報告書
2005/9/5
ブッシュ米政権が台湾海峡などをにらんで太平洋展開の戦略核兵力の増強を進めていることが判明。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)トライデントを搭載した原子力潜水艦を大西洋から太平洋に比重を移して重点配備、一部核弾頭の改良も図る
2005/9/7
IAEA元査察官デビッド・オルブライト氏主宰のシンクタンク米科学国際安全保障研究所(ISIS)が、核兵器原料となる高濃縮ウランとプルトニウムの総量は世界全体で03年末時点で約3730トンとの最新の試算結果を発表
2005/9/12
8月6日の全国高校野球選手権大会の開会式前に広島県代表の高陽東高が原爆投下時刻の黙とうを全代表校に呼び掛けようとして日本高校野球連盟に止められた問題で、高野連が06年以降の黙とう実施を前向きに検討する意向を広島市に伝達
2005/9/13
スイス・ジュネーブの公園で、原爆投下直後の広島に医薬品15トンを届けたスイス人医師故マルセル・ジュノー博士の功績をたたえる記念碑の除幕式。広島市の山田康助役ら出席
2005/9/17
広島県大野町(現廿日市市)の記念碑前で、原爆被害調査や治療のため広島入りし、枕崎台風の犠牲になった京都大原爆調査班の「慰霊の集い」
2005/9/19
北朝鮮の核問題をめぐる第4回6カ国協議が、北朝鮮が「すべての核兵器と既存の核計画」を放棄し、NPT復帰とIAEAの査察受け入れの確約を盛り込んだ初の共同声明を採択
2005/9/21
秋葉広島市長が原爆展開催中のパリ市役所を訪問
2005/9/22
ジュネーブ軍縮会議が兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約の交渉開始のめどを立てられないまま05年の会期を終了
2005/9/26
韓国人被爆者(故人)と遺族が健康管理手当と葬祭料の支給を求めた2件の訴訟の控訴審で、福岡高裁が長崎市の控訴をいずれも棄却する原告勝訴の判決。1審に続き、海外に居たままの申請は可能と判断
2005/9/28
被爆者健康手帳を韓国から申請し却下されたため広島地裁に提訴していた元徴用工の李相燁さんが長崎市で手帳を取得したことが判明
2005/9/28
米上院歳出委員会が、国防総省関連の06会計年度歳出法案を可決。空軍が求めた「強力地中貫通型核」用の研究費450万ドルを全額カット
2005/9/29
被爆者の看護、救護などに従事した「三号被爆者」として被爆者健康手帳の交付を求め広島市に却下された7人が、処分取り消しなどを求め広島地裁に集団提訴。三号被爆者の認定をめぐる訴訟は全国初

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