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ヒストリー

ヒロシマの記録2005 10月

2005/10/1
広島市内で36年ぶりに世界連邦日本大会開催
2005/10/3
日本原子力研究開発機構が鳥取県湯梨浜町方面地区から搬出したウラン残土を載せた貨物船が、米国で処理するため神戸港を出港
2005/10/4
ブッシュ米政権が8月末に議会に提出した報告書で、ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)の削減を検証する米査察チームの作業を妨害するなど米ロ間の核軍縮条約が定めた義務を履行していないことが判明
2005/10/7
長崎在外被爆者訴訟で尾辻厚労相が行政側敗訴の福岡高裁判決を受け入れ、上告断念を表明
2005/10/7
広島市は、広島高裁で係争中の同様の在米被爆者訴訟について控訴取り下げを決定
2005/10/7
ノーベル平和賞にIAEAとエルバラダイ事務局長。日本被団協は被爆60年の節目の年も受賞ならず
2005/10/11
カザフスタン・セミパラチンスク核実験場近くの住民に染色体異常が多くみられることが、広島市の武市宣雄医師や、広島大原医研の星正治教授らの現地調査で判明
2005/10/12
日本政府が国連総会第一委員会(軍縮)に核軍縮決議案「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」を提出
2005/10/12
カットオフ条約などに関する特別委員会設置を求める国連総会決議案を検討していたメキシコなど6カ国が、必要な支持が集まらなかったとして今期は断念したと発表
2005/10/13
第17回谷本清平和賞に映画監督の新藤兼人氏
2005/10/13
広島市が在米被爆者訴訟で控訴取り下げ依頼書を広島法務局に提出。原告4人が全面勝訴した広島地裁の一審判決が確定
2005/10/17
小泉首相が靖国神社を参拝。広島で平和団体が座り込みなどで抗議
2005/10/18
日本被団協が都内で被爆60年大集会。全国の被爆者と支援者約800人が原爆被害への国家補償実現などを求めるアピールを採択
2005/10/20
一連の在外被爆者訴訟での行政側敗訴を受け、広島市が健康管理手当申請をめぐり係争中の在韓被爆者朱昌輪さんについて、以前の却下処分を取り消し、実質審査を開始
2005/10/20
南こうせつさんが市にコンサートの収益300万円を寄付。市は原爆養護ホーム整備に充当
2005/10/20
長崎で被爆し被爆者医療や平和運動に取り組んだ長崎市の医師、秋月辰一郎氏が死去、89歳
2005/10/20
「被爆アオギリ百万本」を歌うドミニカ共和国の歌手アリシア・バローニさんが広島市を訪問
2005/10/21
広島市内で小沢征爾さんや日野原重明さん、吉永小百合さんらが出演し、生命の尊さを未来に伝える被爆60年記念イベント「世界へおくる平和のメッセージ」開催
2005/10/22
原爆資料館が開館50年を記念し歴代館長による座談会を開催。故人を除く6人全員が初めて集う
2005/10/22
政府が、NPT未加盟のインドと原子力協力で合意した米国に対し、「北朝鮮やイランに誤ったメッセージを送りかねない」と懸念を伝えていたことが判明
2005/10/23
長崎への原爆投下の翌月、進駐軍として長崎に入った当時の米海兵隊員が撮った写真100枚を隊員家族が保管していることが判明
2005/10/24
69の宗教団体で構成する新日本宗教団体連合会(新宗連)が原爆供養塔前で慰霊式典
2005/10/25
健康管理手当の申請をめぐり広島市と係争中の在韓被爆者朱昌輪さんが今年夏に死亡していたことが判明
2005/10/26
原爆慰霊碑損壊事件で器物損壊の罪に問われた被告に広島地裁が懲役2年8月(求刑3年)の判決
2005/10/26
国連総会第1委員会が、日本が出した核軍縮決議案を賛成166、反対2、棄権7で採択
2005/10/26
ブッシュ米政権が開発を模索している「使える核兵器」の代表格「強力地中貫通型核」について、06会計年度の予算計上を断念する方針を決めたことが判明
2005/10/27
米政府が、米海軍横須賀基地を事実上の母港とする通常型空母キティーホークの退役後の後継艦に原子力空母を配備すると発表
2005/10/28
自民党が立党50年を機に新憲法草案決定。「戦争放棄」を定めた現行憲法の九条一項を維持、「戦力不保持」を規定した二項は削除する内容
2005/10/29
日米両政府の担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、在日米軍再編や自衛隊と米軍の役割分担に関する「中間報告」で合意。米海兵隊岩国基地(岩国市)に空母艦載機部隊を移転。艦載機の夜間離着陸訓練(NLP)は引き続き硫黄島(東京都)で実施―などの内容

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