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ヒストリー

ヒロシマの記録2005 12月

2005/12/1
広島市原爆被爆者協議会が被爆60年を記念し、爆心地に近い中区の元安川左岸にハナミズキを植樹
2005/12/3
広島市出身の故・丸木位里さん、俊さん夫妻の代表作「原爆の図」の展示会が市内で始まる
2005/12/3
音楽の都ウィーンで、広島の市民グループが企画した「ヒロシマ60年祈念チャリティーコンサート」開催
2005/12/5
愛媛県東温市で修復中の故岡本太郎氏の壁画「明日の神話」が断片の接合を終えて全体像を現す。表面の洗浄や補彩を進め06年夏の修復完了を目指す
2005/12/6
原爆ドーム前で世界遺産登録9周年を記念する集会。連合広島や広島県被団協(坪井直理事長)など12団体でつくる核兵器廃絶広島平和連絡会議が主催し被爆者ら約100人が参加
2005/12/7
韓国・朝鮮人の被爆実態を調査している韓国の政府機関「日帝強占下強制動員被害真相糾明委員会」の調査団4人が広島市内で在日韓国人の被爆証言を聞き、在韓被爆者訴訟の支援グループと面会
2005/12/8
平均年齢が73歳を超える被爆者の生活を支援する「被爆者サポートボランティア養成講座」が広島市内で始まる。市社会福祉協議会が初めて企画
2005/12/8
国連総会が核兵器全面廃絶を目指す日本提出の決議案を賛成168で採択。米とインドは反対、7カ国が棄権。同趣旨の決議採択は12年連続で、賛成は過去最多
2005/12/9
広島県産業奨励館(原爆ドームの前身)が原爆で破壊される瞬間などを三次元動画のコンピューターグラフィックスで再現した「ヒロシマ・グラウンド・ゼロ」が完成。市内の産学官組織が最新の画像処理技術を使い3年がかりで表現
2005/12/10
ノルウェーでIAEAとエルバラダイ事務局長へのノーベル平和賞授賞式。ノルウェー・ノーベル賞委員会のウーレ・ダンボルト・ミエス委員長は、日本被団協の活動をたたえ、核兵器廃絶と平和を訴える
2005/12/16
碑文が傷つけられた原爆慰霊碑の石板の交換作業始まる。52年の慰霊碑建立以来初めて
2005/12/16
アーティストの石井竜也さんが光と音楽で平和を表現するライトアートイベント「GROUND ANGEL in HIROSHIMA」が平和記念公園で開幕
2005/12/20
日本に住んでいないことを理由に健康管理手当の支給を打ち切られた韓国人被爆者の故・崔季澈さんが起こした訴訟で、長崎地裁は国側の「時効」主張を退け、受給期間3年分の支払いを命ずる判決
2005/12/20
国の06年度予算の財務省原案内示。被爆者対策は総額で前年度当初と同額の1566億円。在日米軍再編に関する本格的な予算化は見送り
2005/12/22
中国電力が松江市鹿島町に増設する島根原子力発電所3号機の工事計画を経済産業省原子力安全・保安院が認可。出力は137万キロワット
2005/12/22
日本原水協は、核兵器全面禁止に向けた協議開始を国連や各国政府に求めるため、新たな国際署名運動を06年1月1日からスタートさせると発表
2005/12/28
平和市長会議の加盟都市がこの1年間でほぼ倍増し、1253都市に。欧州を中心に賛同が広がる

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