×

ヒストリー

ヒロシマの記録2004 2月

2004/2/2
パキスタンの「原爆の父」と呼ばれる核科学者アブドル・カディル・カーン博士らが軍の取り調べに、北朝鮮やイラン、リビアなどへの核兵器製造技術の漏えいを認めたことが判明
2004/2/2
広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)の早川式彦教授の研究室が、米軍が原爆投下直前の広島市を撮影した航空写真を三次元に画像化
2004/2/3
イラクに派遣される自衛隊本隊が出発。広島で抗議の座り込みやデモ行進
2004/2/11
1948年に爆心地近くの土を混ぜて焼き、当時の浜井信三広島市長が進駐軍などに贈った特注の陶器「原子焼」が広島県宮島町で見つかる
2004/2/12
原爆資料館が全国規模で被爆資料の収集に乗り出す方針。広島市が2004年度当初予算案に盛り込む
2004/2/14
第五福竜丸展示館(東京・夢の島)の館内リニューアルが完成し記念式典
2004/2/19
福田康夫官房長官が、イラク南部サマワ周辺での米軍の劣化ウラン弾使用をオランダのカンプ国防相が認めたと明かす
2004/2/19
米シアトル市の公園で03年末に佐々木禎子さんの像が何者かに腕の部分を切断されていた問題で、現地の音楽家の美智子パンピアンさんが「サダコ像修復1ドル募金」を呼び掛ける
2004/2/19
高知県ビキニ水爆実験被災調査団が、被災した元マグロ漁船員に放射線障害とみられる症状があるとの調査結果を発表
2004/2/20
リビアが核兵器開発のため、秘密裏に少量のプルトニウムを生産し、濃縮ウランを輸入していたことが、国際原子力機関(IAEA)の報告書で判明
2004/2/23
石破茂防衛庁長官が、イラク南部サマワ周辺での米軍の劣化ウラン弾使用に関連し、一定以上の放射線が検知された地点では自衛隊員の活動を中止する方針を表明
2004/2/23
イスラエル紙ハーレツ(電子版)が、イスラエルが保有する核弾頭数について、これまで報じられてきた約200個より少ない82個だと報道
2004/2/24
アナン国連事務総長が参院本会議場で演説し、イラク復興支援に国連が積極的に関与する考えを表明
2004/2/24
英国防省がイラク戦争で、劣化ウラン弾(DU)の危険性を知らせる「情報カード」を英軍兵士に発行していたことが広島の市民団体の調べで判明
2004/2/25
北朝鮮の核開発問題をめぐる第2回6カ国協議が北京で始まる
2004/2/25
被爆体験を学問的に継承する「広島・長崎講座」を海外で初めて計画していたフランスのパリ政治学研究所が、04年春の開設を延期すると広島市に伝えてきたことが判明
2004/2/26
欧州連合(EU)欧州議会が、平和市長会議(会長・秋葉広島市長)が提唱している「核兵器廃絶のための緊急行動(2020ビジョン)」を支持する決議
2004/2/27
中国滞在を理由に健康管理手当が支給されないのは違法として提訴した長崎市の被爆者、広瀬方人さんの控訴審で、福岡高裁は「時効」を理由に請求を棄却する判決

年別アーカイブ