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ヒストリー

ヒロシマの記録2004 8月

2004/8/1
広島市内で国際平和シンポジウム「再び築こう核廃絶の流れを」
2004/8/1
都内で原水禁国民会議系の原水爆禁止世界大会が国際会議で開幕。4日から広島市内で広島大会が始まる
2004/8/1
共同通信社が原爆症認定集団訴訟の原告146人を対象にしたアンケート結果をまとめる。8割以上が被爆直後の急性症状を訴える
2004/8/1
聴覚障害のある被爆者の体験を次世代へつなげようと広島市内で「平和と手話通訳をかんがえるつどい」。手話での被爆体験を同時通訳
2004/8/2
原爆死没者の遺骨が見つかった似島で広島戦災供養会が慰霊式。遺骨は3日、平和記念公園の原爆供養塔に納められる
2004/8/2
日本原水協系の原水爆禁止世界大会が広島市内での国際会議で開幕。4日から広島大会が始まる
2004/8/2
庄原市の山内地区原爆被害者の会が被爆体験記「葛城」の完結編となる第3号を発刊
2004/8/3
追悼祈念館が収集している原爆死没者の遺影と名前の登録数が1万人を超える
2004/8/3
被爆者の高齢化や猛暑対策のため、広島市が6日の平和記念式典の会場となる平和記念公園に初めて大型テントを設置
2004/8/3
広島市中区の広瀬小に地区の原爆慰霊碑が初めて建立され、地域住民らが慰霊式
2004/8/4
原爆資料館が、広島県熊野町から撮影されたきのこ雲、焼け焦げた市内電車の写真を新たに入手したと発表。きのこ雲の写真はこれで17点に。市内電車は現在も広島市内を走り続けている路面電車「651」であることを広島電鉄が確認
2004/8/4
原爆で倒壊した横川駅で焼死した弟の定期入れを保存してきた広島県宮島町の舩附小子さんが、弟が炎に包まれる寸前に定期入れを託した警察官の遺族と原爆資料館で初めて対面
2004/8/4
原爆ドーム前の元安川をスクリーンに見立て、市民グループが被爆前の産業奨励館を川面に投影
2004/8/4
音楽関係者らでつくる「ヒロシマと音楽」委員会が、収集した原爆平和関連音楽1867曲の資料を原爆資料館に寄贈
2004/8/5
原爆投下当日に広島上空を零戦で飛行した男性が福山市にいることが判明。中林正春さん
2004/8/5
連合の笹森清会長が広島市内で会見し、憲法改正問題について「自衛隊による国際貢献を明記すべきだ」
2004/8/5
被爆建物の旧日本銀行広島支店でイベント「メモリアルフェスティバル」が始まる
2004/8/6
米国の原爆投下から59年、平和記念公園で原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)。4万5000人が参列し、原爆投下時刻の午前8時15分に黙とう
2004/8/6
秋葉市長が平和宣言。似島で出土した遺骨は原爆の非人間性と戦争の醜さを露呈している/米国の自己中心主義は極みに達し、核兵器を使うための研究を再開した/向こう1年間を核兵器廃絶に向けた「記憶と行動の年」と宣言する/来年のNPT再検討会議で核兵器廃絶行動プログラムの採択を/大人が子どもたちに被爆体験記を読み語るプロジェクトを展開する/日本政府は平和憲法擁護を/被爆60周年を核兵器廃絶の芽が出る希望の年とする―が骨子
2004/8/6
小泉首相は式典に参列したものの「被爆者代表から要望を聞く会」は坂口厚労相に任せて被爆地を離れる。坂口厚労相は「黒い雨」の指定地域拡大について、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を基準に被爆地域を広げた「長崎方式」で検討する考えを表明
2004/8/6
広島市が各都道府県から1人ずつ招いた原爆死没者遺族代表の式典参列が39人にとどまり、過去最少に
2004/8/7
建立から6日で50周年を迎えた広島市中区の世界平和記念聖堂で歌手南こうせつさんがチャリティーコンサート
2004/8/9
長崎「原爆の日」。平和公園での長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典には被爆者や遺族、小泉首相ら約5400人が参列。伊藤一長市長は平和宣言で、核兵器廃絶への道を共に歩むことを米国市民に直接訴える
2004/8/9
原爆資料館に展示中の被爆ピアノを修復しようと広島市内でチャリティーコンサート
2004/8/9
英BBC放送が2005年に放送する原爆ドキュメンタリードラマのロケが竹原市と広島県安芸津町で始まる
2004/8/9
タス通信によると、ロシアのルミャンツェフ原子力相が、年初からノバヤゼムリャ島で複数回の臨界前核実験を実施したと言明。秋葉広島市長は12日に抗議文をプーチン大統領に送る
2004/8/10
米国で被爆体験を証言した広島県原水禁常任理事の寺岡昭壮さんが帰国
2004/8/11
広島市が似島で見つかった「大盛」姓の印鑑を当時の山中高等女学校2年だった大盛成子さんの遺品と断定。12日に遺族に引き渡す
2004/8/15
終戦の日。原爆ドーム前で市民グループが「原爆・反戦詩を読む市民のつどい」。広島ユネスコ協会は「平和の鐘」を鳴らす
2004/8/25
韓国原爆被害者協会が被爆者健康手帳の発行迅速化などを厚労省に要望
2004/8/26
「黒い雨」の指定地域拡大に向け広島県・市が坂口厚労相に提出していた要望書で、要望対象地域から「旧砂谷村(湯来町)の一部」が抜けていたことが判明し、地域の追加を国に要望
2004/8/27
「元広島文理科大学の保存を考える会」が、被爆建物である広島大旧理学部1号館(元広島文理科大)を保存するよう広島県・市に要望
2004/8/28
追悼祈念館の入館者が2002年8月の開館以来丸2年で50万人に到達
2004/8/29
カザフスタン・セミパラチンスクで旧ソ連が初の核実験を実施して55周年にあたり、市民団体「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」メンバーが原爆慰霊碑に献花
2004/8/29
都内で被爆体験を伝える朗読会。学童疎開中に母と姉、弟を失った木村靖子さんたちが平和の尊さを訴える
2004/8/30
ベルギーでの平和行進に参加して被爆体験を語った広島市の松島圭次郎さんが市役所で報告会見
2004/8/30
IAEAが「核の闇市場」発覚に対応し核不拡散体制の立て直しを図るための第1回専門家委員会をウィーンの本部で開催

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