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ヒストリー

ヒロシマの記録2004 11月

2004/11/1
市民団体「劣化ウラン弾禁止(NO DU)ヒロシマ・プロジェクト」が、2003年夏にイラクで採取した急性白血病患者の児童の尿に劣化ウランが含まれていた可能性が高いと発表
2004/11/1
国の原子力委員会が新計画策定会議で、原子力発電所の使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクルで中核となる再処理政策を維持する方針を決定
2004/11/2
広島県宮島町立宮島歴史民俗資料館が、原爆ドーム(県物産陳列館)を設計したチェコの建築家ヤン・レツルが手掛けたもう一つの代表作、宮島町の「宮島ホテル」の署名入り設計図を初めて一般公開
2004/11/2
米大統領選投開票。ブッシュ氏が再選
2004/11/3
在カナダ被爆者協会の元会長だったキヌコ・ラスキー(旧姓土井絹子)さんが死去、75歳
2004/11/4
第16回谷本清平和賞に前広島市長の平岡敬氏
2004/11/4
フランス・パリ市のベルトラン・ドラノエ市長が広島を訪問し、2005年夏にパリ市庁舎で原爆展を開く意向を表明
2004/11/5
インドのソームナート・チャタジー下院議長が原爆資料館を見学し「インドは先制核攻撃はしない」と表明
2004/11/5
広島市が被爆者健康手帳の交付申請書の様式を改める方針。証人の手帳所持の有無などを記入してもらい、審査の迅速化を図る
2004/11/6
広島城北高(広島市東区)の文化祭で同校の社会問題研究部が、「原爆の絵」作者からの被爆体験聞き取りについて発表
2004/11/7
平和記念公園で、音楽を通して新しい平和発信の可能性を探るイベント「PLAY for PRAY」。広島青年会議所が実験的な試みとして主催
2004/11/7
広島市内で劣化ウラン兵器禁止を求める集会があり、パロディストのマッド・アマノさんが講演
2004/11/7
小説「荷車の歌」で知られ、原水爆禁止運動にも取り組んだ府中市出身の作家山代巴さんが死去、92歳
2004/11/9
追悼祈念館が公募した被爆体験記の朗読ボランティア41人が決まる
2004/11/10
在外被爆者の医療費を日本政府が補助する事業で長崎市が、国が実施主体にならないことに反発し、本年度の事業実施を見送ることが判明
2004/11/11
韓国がIAEAに無申告で抽出したウラン235は、核兵器級に迫る77%の高濃度だったことがIAEAの報告書で判明
2004/11/12
広島市が中国・南京市の被爆者王大文さんに被爆者援護法に基づく健康管理手当の支給を決定
2004/11/13
広島と長崎両市の追悼祈念館が、テレビ会議方式で若者同士が平和を語り合う交流会を初開催
2004/11/14
作家原民喜の遺品で全66ページの「原爆被災時のノート」が広島市内の展示会で公開される
2004/11/14
イランが英国、フランス、ドイツとの協議でウラン濃縮関連活動の全面停止に合意
2004/11/17
日米24市の市長らが都市問題について討議する第1回日米都市サミット広島が広島市内で開幕
2004/11/22
在外被爆者への医療費助成で広島市と広島県がそれぞれ事業開始を決定。市は北米、県は南米を担当。長崎市が受け持つ台湾など「その他の国」は当面、広島市が肩代わりして実施へ
2004/11/24
米議会が可決した2005会計年度歳出法案のうち、ブッシュ政権が要求していた爆発力5キロトン以下の「小型核」など新型核兵器の研究関連予算が、民主党や共和党の一部議員の反対で全額削除されたことが判明。核実験の準備期間短縮予算は減額に
2004/11/25
放影研が米エネルギー省から運営予算の大幅削減を打診されていた問題で、米議会が05会計年度予算を満額承認したことが判明
2004/11/26
広島市内で、国際協力に取り組む広島県内の非政府組織(NGO)が結集する「平和貢献NGOsひろしま」の設立総会
2004/11/26
原爆の悲惨さを訴えている広島市出身の劇作家で演出家の村井志摩子さんにチェコ文化庁から芸術功労賞
2004/11/30
原爆資料館がホームページを使って被爆直後の写真や「原爆の絵」を発信

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