×

ヒストリー

ヒロシマの記録2003 5月

2003/5/1
放影研が米国学士院(NAS)に委託して契約した米の図書購入代理業者が倒産し、大量の研究雑誌が届かないまま約1200万円の損失金が出ていることが判明
2003/5/1
ブッシュ米大統領がカリフォルニア沖の空母で演説し、大規模な戦闘を終えたとしてイラク戦争の勝利宣言
2003/5/2
フランスのパリ政治学研究所が「広島・長崎講座」第1弾として04年春に博士課程の集中講座を開設すると、秋葉広島市長が帰国会見で表明
2003/5/2
広島市が、被爆建物の旧日本銀行広島支店を、市民が企画運営する芸術・文化活動発表の場として活用する方針
2003/5/4
広島市が「広島・長崎講座」開設準備のため、広島平和文化センターの斉藤理事長をロシアに派遣
2003/5/5
パキスタン外務省のカーン報道官が、インドの同調を条件に、保有核兵器を放棄する用意があると言明
2003/5/6
原爆症認定の集団訴訟を提唱している日本被団協が、遠距離や入市被爆者を対象に初の実態調査を開始
2003/5/6
ブッシュ米政権が、核実験の再開を決めた場合の準備期間を1年半に短縮すると議会に通告していたことが判明
2003/5/7
原爆資料館が東館3階の「核時代」コーナーの一部を、最新の世界の核情勢に合わせて更新
2003/5/7
放影研の事務局長らが、出張旅費を水増し請求していたことが判明
2003/5/8
第15回谷本清平和賞に、原爆詩の朗読を続ける女優吉永小百合さん
2003/5/9
オランダ・ハーグでの化学兵器禁止条約第1回運用検討会議が、未加盟国の加盟促進を訴える政治宣言を採択して閉幕
2003/5/10
広島市内で在韓被爆者渡日治療広島委員会の総会
2003/5/12
新藤監督が、原爆投下による瞬間的な「破壊」をモチーフに新作を企画し、市に協力を打診していると秋葉市長が表明
2003/5/13
放影研の出張旅費水増し問題で、バートン・ベネット理事長が、実費精算に切り替えると表明
2003/5/14
ロシア下院が、米との間の戦略攻撃兵器削減条約(モスクワ条約)を批准
2003/5/14
02年夏開館した国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の入館者が伸び悩んでいると、厚労省の検討会で前田耕一郎館長が報告
2003/5/16
放影研のベネット理事長が、広島大をはじめ米国の大学、研究機関と共同研究を進める考えを表明
2003/5/17
広島市内で、ベラルーシ・ブレスト市のウラジミロビッチ保健局長が報告会。チェルノブイリ原発事故で被曝した住民の甲状腺がん対策が急務
2003/5/20
イラク中部ツワイサの核施設が4月初めに周辺住民の略奪を受け、住民の少なくとも7人が被曝していることが病院医師の話で判明
2003/5/21
秋篠宮ご夫妻が広島市の平和記念公園を視察
2003/5/22
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で、説明板を覆うガラスに約2センチの傷
2003/5/22
原爆資料館が、初の紀要となる「研究報告」第1号を発行
2003/5/23
原爆資料館で、02年度の1年間に被爆者や遺族たちから寄贈された資料57点の展示が始まる
2003/5/25
被爆者が避難した道をたどろうと、24年前から毎年続いてきた広島県加計町安野中学校の歩こう会が、平和記念公園から学校まで最後の歩み
2003/5/26
原爆投下直前に米軍が撮影した写真を利用すれば、被爆者個々の被曝線量推定の精度向上が期待できることが、広島大原医研の早川式彦教授らの研究で判明
2003/5/27
原爆症認定の集団訴訟第2陣。1都4府県の被爆者21人が提訴
2003/5/29
広島県被団協(藤川一人理事長)が総会を開き、原爆症認定集団訴訟の積極支援など活動方針を決定
2003/5/29
ウクライナ最高会議のリトヴィン議長が原爆資料館などを視察

年別アーカイブ