×

ヒストリー

ヒロシマの記録2002 6月

2002/6/1
福田官房長官の非核三原則見直し発言に抗議し、広島県原水禁などが原爆慰霊碑前で座り込み。日本原水協は、発言撤回を要求する緊急声明を発表
2002/6/3
福田官房長官の発言に対し、日本被団協が抗議声明を発表。広島県原水協や県被団協(金子理事長)などは原爆慰霊碑前に座り込み
2002/6/3
米エネルギー省が、5日に臨界前核実験を行うと発表。後に7日に延期
2002/6/7
米国が、ネバダ州の地下実験場で通算17回目の臨界前核実験
2002/6/8
秋葉広島市長が米の臨界前核実験への抗議文をブッシュ大統領とベーカー駐日大使に送る。藤田広島県知事もブッシュ大統領あてに抗議文。原爆慰霊碑前では広島県被団協(金子理事長)や県原水協メンバーらが座り込み。
2002/6/9
米紙ニューヨーク・タイムズが一面の記事で、日本の政治家による最近の核兵器保有に関する発言を紹介、日本の政界で平和主義が衰退しつつあると分析
2002/6/10
福田官房長官が衆院有事法制特別委員会で、自らの発言を「真意ではない」と釈明。小泉首相は福田長官の罷免要求を拒否
2002/6/10
広島市が小泉首相と川口順子外相に「非核武装の法制化」に取り組むよう秋葉市長名で文書で要請。日本非核宣言自治体協議会も政府に非核三原則の法制化を求める緊急要請を提出
2002/6/10
アシュクロフト米司法長官が、米国内で爆発で放射性物質を空気中にまき散らす「汚い爆弾」を使ったテロ攻撃を計画していたテロ組織アルカイダのメンバー1人を逮捕したと発表
2002/6/12
秋葉広島市長が伊藤長崎市長と連名で、米の臨界前核実験の中止に向け、日本政府としての取り組みや核兵器廃絶の推進を求める要請書を小泉首相と川口外相あてに提出
2002/6/13
広島市が、04年秋に創設される「日米都市サミット」の第1回開催地の候補地になっていることが判明
2002/6/13
広島市中区の本通り商店街にある被爆建物、旧山口銀行本通支店の解体にあたり、原爆の爆風でゆがんでいる換気窓を切り取る。所有者側が原爆資料館へ寄贈
2002/6/15
赤十字国際委員会(ICRC)の駐日代表部職員だった故フリッツ・ビルフィンガー氏が45年8月30日、原爆投下後の広島を視察して惨状を克明に記し、核兵器の使用禁止を訴えた機密報告書などがジュネーブのICRC本部文書館に保管されていることが判明
2002/6/21
広島県内の86全市町村を走る「反核平和の火リレー」が平和記念公園から出発
2002/6/22
原爆被害や平和の尊さを次代に伝える「中・高校生ピースクラブ」が原爆資料館で始まる
2002/6/24
訪朝した弁護士ら朝鮮被爆者調査代表団が、平壌市内で被爆者7人の体験を聞き取り
2002/6/26
広島市が、米中枢同時テロに遭った米ニューヨーク市民を励ます「希望のメッセージ」を贈ることを決める。市民から公募し秋葉市長が直接届ける計画
2002/6/27
主要国首脳会議(カナナスキス・サミット)が、旧ソ連諸国の核兵器などや関連物質のテロリストへの拡散防止で合意、今後10年間で最大200億ドルの資金拠出を表明した声明を発表
2002/6/27
露のイワノフ国防相が核実験場がある北極圏ノバヤゼムリャ島を視察後、臨界前核実験の継続方針を表明
2002/6/28
広島県原爆被爆教職員の会などが、中学社会科歴史分野の教科書の原爆に関する記述に改善を求め、文部科学省に公開質問状と要請文を提出
2002/6/28
非武装永世中立国コスタリカのロドリゲス前大統領が原爆資料館を見学
2002/6/29
広島・長崎原爆被爆者援護対策促進協議会(八者協)が、国に提出する要望書に「在外被爆者の援護の推進」との項目を初めて盛り込む方針
2002/6/30
原爆被害者相談員の会が広島市で、原爆症の「認定」を求めるための相談会を開催
2002/6/30
広島市で、5月に75歳で亡くなった在日朝鮮人被爆者の朱碩さんをしのぶ集い

年別アーカイブ