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ヒストリー

ヒロシマの記録2002 7月

2002/7/1
広島、長崎両県市が、国の在外被爆者支援事業を1カ月遅れでスタート
2002/7/2
被爆二世への遺伝的影響を調べる健康診断調査が放影研で本格的に始まる
2002/7/3
広島市議会が、非核三原則の堅持を求める意見書を可決。核実験が相次いだ74年7月以来
2002/7/5
広島市と原爆資料館が96年から国内を巡回開催している「ヒロシマ原爆展」が岐阜市で開幕。その後8月にかけ中部地方3都市を巡回
2002/7/9
日本被団協の呼び掛けで、全国の被爆者76人が原爆症の認定を求めて各自治体に一斉申請
2002/7/9
バレンツ海など露周辺海域での放射性廃棄物による汚染問題で、欧州連合(EU)欧州委員会と露、デンマークなど6カ国が、核廃棄物処理などに1億1000万ユーロの拠出で合意
2002/7/12
日本被団協が秋に米ニューヨークの国連本部で開く予定の原爆展について、国連が被団協に中止を伝えていたことが判明
2002/7/15
原爆投下前後の広島市街地を米軍が撮影した航空写真のネガフィルムが米国立公文書館カレッジパーク分館(メリーランド州)に保存されていることが分かり、広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)がネガの写し135枚を入手
2002/7/15
庄原市の山内地区原爆被害者の会が体験記録集を出版へ。被爆当時、急きょ開設された病院で被爆者の救援に尽くした住民ら計10人が手記を寄せる
2002/7/16
広島の市民団体「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」などでつくるカザフスタン医療支援訪問団が広島を出発
2002/7/17
劇作家村井志摩子さんの「広島の女」シリーズ19作目の「星よ降れ震える世界よ」が東京都内で上演始まる
2002/7/18
小泉首相が広島市の平和記念式典に参列する一方、式典後の「被爆者代表から要望を聞く会」は欠席する意向
2002/7/24
広島と長崎に原爆が投下された前後の米軍の交信記録を入手した徳山高専の工藤洋三教授らが、投下の瞬間まで原爆を管理した「プロジェクトAチーム」の全容を、自費出版の「ティニアンファイルは語る 原爆投下暗号電文集」で紹介
2002/7/26
広島市が4番目の原爆養護ホーム(第三原爆特別養護ホーム)を安芸区に建設する方針
2002/7/27
平和に貢献した現代美術作家に贈られる「第5回ヒロシマ賞」の授賞式が広島市現代美術館であり、ポーランド出身の建築家ダニエル・リベスキンド氏に賞状などを贈呈
2002/7/29
北朝鮮の「反核平和のための朝鮮被爆者協会」が、在朝被爆者への謝罪と補償を日本政府に勧告するよう求めて日本弁護士連合会に人権救済を申し立てたことが判明
2002/7/29
広島市が国内のジャーナリストを招く初の「ヒロシマ講座」が開講。沖縄タイムスと神奈川新聞の記者が8月7日まで被爆地を取材
2002/7/30
広島の市民団体「インド・パキスタン青少年と平和交流をすすめる会」が招いたパキスタンと米の若者たちが原爆慰霊碑などを見て回る。インドからの若者も後に合流
2002/7/31
健康管理手当の支給がブラジル帰国を理由に打ち切られたのは不当として、バストス市の向井春治さんたち現地の被爆者7人が国や広島県などを相手取り広島地裁に提訴
2002/7/31
ヒロシマを代表する長編詩「慟哭」の作者、故大平数子さんの創作ノートを長男の泰さんが原爆資料館に寄贈
2002/7/31
広島市で「広島・長崎講座」の内容を検討する研究会の初会合

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