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ヒストリー

ヒロシマの記録2000 8月


2000/8/1
市民が寄せた平和への願いや決意を展示する「わたしの平和宣言―21世紀へのメッセージ展」が広島市の原爆資料館東館で始まる。散文や詩、絵画など479点
2000/8/2
原水爆禁止2000年世界大会(原水協系)の国際会議が広島国際会議場で開幕
2000/8/3
中国新聞社の連載企画「被曝と人間」「知られざるヒバクシャ―劣化ウラン弾の実態」が、2000年度の日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)の大賞を受賞
2000/8/4
原水禁系の被爆55周年原水爆禁止世界大会の広島大会と国際会議がそれぞれ広島市内で開幕
2000/8/4
原水協系の原水爆禁止2000年世界大会広島大会が広島県立総合体育館で開幕
2000/8/5
連合が、平和ヒロシマ集会を広島厚生年金会館で開催
2000/8/6
広島被爆55周年。広島市の平和記念公園で原爆死没者慰霊式・平和祈念式が営まれ、約5万人が参列。この1年間に新たに5、021人が記帳された原爆死没者名簿を原爆慰霊碑に奉 納。名簿登載者総数は21万7、137人に。上温品小6年岡田佳那子さんと長束小6年横田翔君が「平和への誓い」を初めて英語を交え読み上げる
2000/8/6
秋葉忠利広島市長が平和記念式典で平和宣言。「広島は、対立や敵対関係を超える『和解』を創り出す、調停役としての役割が果たせる都市に成長したいと思います。20世紀最後の8月6日、私たちは、人類の来し方行く末に思いをはせつつ広島に集い、1本の鉛筆があれば、何よりもまず『人間の命』と書き『核兵器の廃絶』と書き続ける決意であることをここに宣言します」
2000/8/6
森喜朗首相と広島の被爆者との懇談「被爆者代表から要望を聞く会」が広島市内で開かれる。首相の「神の国」発言で、被爆者7団体のうちトップが出席したのは2団体だけ
2000/8/6
津島雄二厚相が、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館について、原爆死没者の遺影収集に向けた広報に努めると表明
2000/8/6
山口県被団協と県原爆被爆者福祉会館が、山口市の原爆死没者の碑前で死没者追悼式
2000/8/7
長崎へ投下された原爆の爆発の瞬間をとらえたとみられる観測記録を長崎海洋気象台が保存していたことが分かった。爆発は「午前11時2分」とされてきたが、観測記録は「午前10時52分ごろか、同45分ごろ」を示す
2000/8/9
長崎市の平和公園で、原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれ、森喜朗首相や遺族ら約2万8、000人が参列。伊藤一長長崎市長が、平和宣言
2000/8/10
広島、長崎両市の被爆者団体など16団体が文部省で検定中の公民の教科書の一部に「核抑止論を肯定する記述がある」として、連名で出版社8社と文部省に撤回を要求
2000/8/14
ロシア海軍は北方艦隊の原子力潜水艦「クルスク」がバレンツ海で沈没したと発表
2000/8/18
米エネルギー省が、ネバダ州の地下実験場で通算12回目の臨界前核実験
2000/8/22
2000年国連軍縮秋田会議が、「21世紀の軍縮と国連―その戦略と行動」をメーンテーマに秋田市で始まる。22カ国64人が参加
2000/8/24
津島雄二厚相が、原爆被爆地域の拡大・是正を求めている伊藤一長長崎市長や未指定地域住民らに、専門家による検討会を設置する方針を示す

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