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■記者　岡田浩平

　福山哲郎外務副大臣は２６日、米ニューヨークで５月に開かれる核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議に、政府の首席代表として出席する方向であることを明らかにした。政府が近く正式決定する。鳩山由紀夫首相、岡田克也外相は出席を見送る。

　福山氏は定例会見で、首相について「今回は出席しない」と明言。理由としてワシントンで今月あった核安全保障サミットに出席した点などを挙げた。外相はアフリカへ外遊する方向という。

　福山氏は、会議序盤にある政府代表スピーチなどの場で、オーストラリアと共同提案した「実践的核軍縮・不拡散措置の新パッケージ」への支持を訴える見通し。米国はクリントン国務長官の出席を発表している。

（２０１０年４月２７日朝刊掲載）

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