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ヒストリー

ヒロシマの記録1999 1月


1999/1/5
米のセレステ駐インド大使が「(インドが主張する)最低限の核抑止力保持のためにどれだけのミサイルや弾頭が必要か明らかにすべきだ」と通信社とのインタビューで述べ、インドの核保有黙認を示唆
1999/1/12
1972年2月に中国を訪問した当時のニクソン米大統領が、毛沢東国家主席らとの会談に備え、日本の核武装を認めないことや日本のアジアにおける覇権拡大に反対するなどとした対日政策メモをまとめていたことが判明
1999/1/12
ロシア・トベリ州のカリーニン原発の換気施設で爆発事故。1人死亡、3人負傷
1999/1/13
住宅・都市整備公団の団地建設計画地である東京都品川区、旧国立予防衛生研究所跡の建物内で自然界より高い放射線を検出したと、建設反対の住民グループが発表
1999/1/13
コンピューター2000年問題で、国際原子力機関(IAEA)が、世界の原発や核関連施設での「核の暴走」防止へ指針をまとめる
1999/1/16
ヒロシマを題材にした漫画「はだしのゲン」のミュージカルがニューヨークで上演される
1999/1/17
核兵器廃絶を訴えるため、日本原水協がインドへ被爆者ら10人の代表を派遣
1999/1/18
インドの核実験で延期されていた日印外務次官級協議が3年ぶりに再開。核不拡散問題は平行線
1999/1/19
兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約の交渉開始を主要課題とするジュネーブ軍縮会議の第1会期が開幕
1999/1/19
訪日中のインドのラグナート外務次官が、同国が1月中にも新型国産ミサイルの発射実験を行うと表明
1999/1/24
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の地下核施設建設疑惑をめぐる米朝高官協議第3ラウンドが、査察問題で合意できないまま終了
1999/1/27
「ネバダ・デー」で、広島県原水禁が広島市の平和記念公園にある原爆慰霊碑前で核廃絶を求め座り込み
1999/1/28
NHKの人気番組「みんなのうた」の2、3月の歌に、広島市出身で被爆二世の歌手山村貴子さんの「折鶴(づる)」が決まる。被爆による白血病で亡くなった佐々木禎子さんがモデル
1999/1/29
核問題を中心とする米とインドとの定期高官協議始まる。米がインドに包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期調印を要求
1999/1/31
北朝鮮の核開発凍結を定めた米国と北朝鮮による1994年の枠組み合意で、北朝鮮が事実上の核開発放棄を認めていたことが判明

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