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ヒストリー

ヒロシマの記録1997 2月


1997/2/1
長崎市が、原爆中心碑の撤去計画を撤回し、現在地に残すことを表明
1997/2/1
米エネルギー省が、米の初期核実験を記録した映画フィルムのうち6500巻の公表を決定
1997/2/3
英核燃料公社が、英中西部のセラフィールドの核再処理工場で放射性物質が漏れ、作業員6人が被ばくしたと発表
1997/2/6
「ひろしま国際平和祈念がんセンター」(仮称)建設候補地として、広島県の「立地検討委員会」(戸田常一委員長)が、広島市中区の広島大本部跡地など4カ所を選定
1997/2/8
平和運動に尽力した小谷鶴次さん死去。84歳
1997/2/10
米海兵隊岩国基地所属の垂直離着陸機ハリアーが、95年12月から96年1月にかけ、日本で使用禁止の放射性物質、劣化ウランを含有する徹甲焼夷(しょうい)弾を沖縄県の鳥島射爆撃場での訓練で1520発誤射していたことが判明
1997/2/11
岩国基地内に劣化ウランを含む焼夷弾が貯蔵されていることが、岩国市などの照会で判明
1997/2/13
広島大原爆放射能医学研究所(原医研)が教授会で、任期満了の峠哲哉所長の後任に鎌田七男教授を選任
1997/2/13
中国電力島根原発(八束郡鹿島町)内に、低レベル廃棄物を処理する「雑固体廃棄物処理施設」建設計画を、島根県と鹿島町が了承
1997/2/15
長崎市の原爆展が、独のビュルツブルク市で開幕
1997/2/19
劣化ウラン弾誤射問題で、米軍が96年3月に実施した現地調査で、人体や環境に影響を及ぼす量の放射能は検出されなかったとする報告書を公表
1997/2/20
日本被団協が、原爆被害を紹介するインターネットのホームページを開設
1997/2/20
科学技術庁が、高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故の最終報告書を原子力安全委員会に提出
1997/2/21
反原発市民グループ「島根原発増設反対運動」の芦原康江事務局長が、島根県が中国電力島根原発での大事故を想定したシミュレーション調査の結果を公開しないのは不服として、松江地裁に提訴
1997/2/21
電気事業連合会が、原子炉の使用済み燃料から回収したプルトニウムとウランの混合燃料を燃やす「プルサーマル」実施計画を決定。2010年までに電力業界全体(沖縄電力を除く)で取り組むことを明示。中国電力は、島根原発の1基で実施
1997/2/22
戦時中、長崎市に強制連行され、三菱重工業長崎造船所などで被爆した韓国人元徴用工が「長崎徴用工生存者同志会」を結成
1997/2/22
山口県熊毛郡上関町で中国電力の計画する原発予定地周辺の8漁協のうち6漁協が総会。祝島漁協はあらためて原発計画反対を決議
1997/2/24
劣化ウラン弾誤射問題で、日本政府と沖縄県が沖縄県・鳥島の環境調査を開始
1997/2/25
福島県双葉郡の東京電力福島第一原発3、4号機で、原子炉格納容器外にある主蒸気隔離弁室内の放射線量が、通常の2倍になっていることが判明
1997/2/26
山口県議会が、米軍岩国基地からの劣化ウラン弾撤去を求める要望決議案を全会一致で可決
1997/2/27
宮城県塩釜市の住民2人による、東北電力女川原発(同県女川町、牡鹿町)から搬出される使用済み核燃料輸送で、関連文書を一部非公開とした県の処分の取り消しを求めた行政訴訟で、仙台地裁が住民の訴えを却下
1997/2/28
原水禁国民会議が、静岡市で「3・1ビキニデー全国集会」を開催

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