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チェルノブイリ事故24年 座り込み「脱原発」訴え 広島

■記者 増田咲子

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から24年目の26日、広島市中区の原爆慰霊碑前で、日本政府に原子力政策の転換を求める座り込みがあった。

 広島県原水禁や県平和運動センターの呼び掛けで被爆者や労組員たち72人が参加した。センターの佐古正明議長は「原子力発電は二酸化炭素削減の特効薬ではない」と訴え、県原水禁の片山春子代表委員も「核と人類は共存できない」と強調した。

 新たなヒバクシャを生み出してはならないとし、政府に脱原発政策への転換を求めるアピールを採択した。

(2010年4月27日朝刊掲載)

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