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ヒストリー

ヒロシマの記録1996 9月


1996/9/1
被爆体験手記「原爆の子」(長田新編)の執筆者らでつくる「きょう竹会」(早志百合子会長)が、会員たちの半生を記録するビデオ制作と、新たな手記の編さんを決定
1996/9/2
放射線影響研究所(広島市南区)とハワイの心臓研究所「ホノルル・ハート・プログラム」が、広島市内で日米の日本人と日系人の循環器疾患の比較研究30周年記念シンポジウムを開く
1996/9/6
山口県で「山口のヒロシマデー」。山口市の「原爆死没者之碑」前で死没者追悼・平和式典
1996/9/7
広島弁護士会と広島市、県医師会が、核兵器使用について判断を示した国際司法裁判所(ICJ)の勧告的意見について考えるシンポジウムを開催
1996/9/7
インドのグジュラル外相が、将来インドが核武装する可能性があることを認める
1996/9/8
秋篠宮ご夫妻が、ひろしま国体夏季大会開会式出席のため広島市入り。原爆慰霊碑を参拝
1996/9/9
CTBT採択を目指し、国連総会の特別本会議が開幕。10日、各国代表がCTBTの内容などに対する見解を表明、CTBT最終案を賛成158、反対3、棄権5で採択
1996/9/10
日銀広島支店跡地(広島市中区)の利用構想検討委員会が、初会合で被爆建物の旧館の保存を含めた活用策を話し合う
1996/9/12
広島市老人クラブ連合などが広島市内で、第16回老人福祉大会。初めて被爆体験継承を大会決議に盛り込む
1996/9/13
島根県原爆被爆者協議会が、松江市の北公園に県内で初の原爆慰霊碑を建立し除幕式
1996/9/17
米アメリカン大など6大学がつくった大学間ネットワーク協議会(代表・飯島宗一元広島大学長)主催の、核時代の半世紀を問う「核兵器の50年 広島シンポジウム」が始まる
1996/9/21
「ヒロシマと音楽」実行委員会が、ヒロシマ、原爆、核兵器廃絶に関連した音楽を集めた「平和祈念コンサート」を開催
1996/9/22
中国5県の市民団体でつくる「中国地方反原発反火電等住民運動市民運動連絡会議」(福井善之代表)が、松江市内で交流総会を開く。中国電力島根原発増設反対運動の盛り上げが狙い
1996/9/23
広島大原爆放射能医学研究所の星正治教授を団長とする調査団が、旧ソ連セミパラチンスク核実験場周辺の住民の被曝(ばく)状況調査や医療協力・救援のため、カザフスタンのセミパラチンスク市などを訪問
1996/9/23
米国務省の新たな機密指定を解除した外交文書で、61年11月、池田勇人首相がラスク米国務長官との会談で日本の核武装を求める声が池田政権閣僚から出ていることを指摘、首相自身も関心を持っていることを伝えていたことが判明
1996/9/24
米ニューヨークの国連本部でCTBTの署名式。核保有5大国、日本、オーストラリアなど計16カ国が署名
1996/9/25
広島の被爆者団体などが、広島市中区の平和記念公園の原爆慰霊碑前でCTBT調印を受け、通算500回目の座り込みと報告集会。初めて被爆者の眠る慰霊碑に向かって座る
1996/9/30
福山市議会が本会議で、「核兵器全面禁止・廃絶国際条約及び全面的核実験禁止条約締結促進を求める意見書」を可決

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