×

ヒストリー

ヒロシマの記録1996 10月


1996/10/1
連合広島、広島県被団協など14団体でつくる「原爆ドームの世界遺産化をすすめる会」が、国内の世界遺産、白神山地(秋田、青森両県)、屋久島(鹿児島県)に採水団を派遣
1996/10/3
平岡敬広島市長と伊藤一長長崎市長が連名で、インドのゴウダ首相とパキスタンのブット首相へCTBT署名を要請する書簡を送る
1996/10/11
天皇、皇后両陛下が、ひろしま国体秋季大会出席のため広島入り。中区の平和記念公園を訪問し原爆慰霊碑に供花。東区の原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」を訪問
1996/10/12
民主党の鳩山由紀夫代表が、核兵器廃絶に関する党の基本政策「『核廃絶イニシアチブ』の推進」を発表
1996/10/16
社民党の土井たか子党首が、核兵器使用を国際法違反とし、非核武装政策法制化などを目指す党の基本政策を発表
1996/10/16
新社会党の矢田部理委員長が、平和憲法制定50周年を機に、東北アジア非核地帯創設をテーマにした国際会議を広島市で開催するよう提唱
1996/10/16
37年前に米の核兵器開発を担ってきたロス・アラモス研究所で起きたプルトニウム大量被曝(ばく)事故で死亡した職員の遺族が、放射能の影響調査に遺体を無断使用されたとして、損害賠償を求める訴訟を起こす
1996/10/25
日本被団協が、結成40周年記念式典。全国から被爆者ら約100人が参加し、核兵器廃絶と原爆被害への国家補償を求める運動の推進を誓う
1996/10/27
おりづる大会出席のため広島市に滞在中の皇太子ご夫妻が、原爆資料館を見学
1996/10/28
広島、沖縄の若者とアジアからの留学生が被爆や戦争の実相を学ぶ「広島・沖縄平和のキャンパス」(広島市、那覇市など主催)が、広島市内で開幕。30日、「市民との対話」集会を開く
1996/10/29
山口県が、原発問題の専門家4氏が推進、反対の立場から討論するシンポジウム「明日のエネルギーを考える―原子力発電は本当に必要か、安全なのか」を開く
1996/10/29
日本原水協が、マレーシアなど非同盟諸国や核保有国を中心に21カ国の在日大使館を訪問し、核兵器廃絶への努力を促す要請行動
1996/10/29
国連日本代表部が、国連総会の第一委員会(軍縮)に対し「核兵器の究極的な廃絶に関する決議案」を提出
1996/10/30
日本被団協が、9政党対象の被爆者問題アンケートの結果をまとめる。核兵器廃絶の国際協定締結には前向きな回答、非核三原則の法制化などでは賛否が分かれる
1996/10/30
南米5カ国で被爆者の健康診断に当たる第7回在南米被爆者巡回医師団(団長・大田信弘広島赤十字・原爆病院第6内科部長)が、各地で健康相談などを実施するため広島を出発

年別アーカイブ