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被爆者証言ビデオ 出演者20人を募る 原爆資料館

■記者 増田咲子

 原爆資料館(広島市中区)は「被爆者証言ビデオ」の本年度収録分の出演者を募っている。被爆体験を次世代に伝えるため、これまでに収録していない広島県内在住の被爆者20人に協力を求める。

 9~11月に、自宅や職場、被爆地点など本人の希望する場所で撮影する。当時の様子、身体や精神的な影響などを証言してもらう。

 ビデオは1986年度以来、これまでに991本を収録した。映像は国内外の学校や団体へ貸し出すほか、本人の了承を得て原爆資料館のホームページでも公開する。

 6月15日までに、資料館や市内の公民館などに置いてある応募用紙に証言内容や出演動機を記入して申し込む。問い合わせは資料館啓発担当Tel082(242)7828。

(2010年4月28日朝刊掲載)

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