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米でデモ行進や交流 広島県原水協 NPT会議に合わせ

■記者 明知隼二

 核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせて米ニューヨークを訪れる広島県原水協は27日、広島市役所で記者会見し、現地での活動計画を説明した。

 県内からは19~82歳の46人が、日本原水協の訪問団に加わる。5月2日は非政府組織(NGO)のデモ行進に参加。「核兵器のない世界」を求める署名を国連本部に届ける。

 5日以降はグループに分かれ、首都ワシントンやネバダ州の核実験場など各地を訪問。現地の平和団体や市民に被爆体験を伝える。県訪問団の代表を務める広島市原水協の中本康雄代表理事は「被爆の事実を伝え、核兵器廃絶を訴えたい。会議の成功に寄与したい」と意気込みを語った。

(2010年4月28日朝刊掲載)

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