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NPT会議 「核廃絶前進を」日本支部が声明 IPPNW

■記者 増田咲子

 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)日本支部(支部長・碓井静照広島県医師会長)は30日、日本政府に対し、核拡散防止条約(NPT)再検討会議を、核兵器廃絶に向けて前進させるよう求める声明を発表した。

 「具体的な行動計画が合意されなければ、世界は核廃絶の希望にブレーキをかけられることになる」との認識の下、「唯一の被爆国として今こそ先頭に立ち、廃絶への行動を起こすよう」求めている。

 またオバマ米大統領ら世界の指導者にも広島や長崎を訪れ、廃絶に向かって決意するよう訴えている。

 声明文は同日、鳩山由紀夫首相と岡田克也外相あてに郵送した。

(2010年5月1日朝刊掲載)

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