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平和市長会議がノーベル平和賞候補に >IPBが推薦

■記者 道面雅量

 平和団体「国際平和ビューロー」(IPB、本部ジュネーブ)が、今年のノーベル平和賞候補として平和市長会議、秋葉忠利広島市長、田上富久長崎市長を連名で推薦したことが10日分かった。

 IPBの運営委員を務める日本原水協の土田弥生事務局次長が提案し、1月末に推薦が決まった。原水協によると、核兵器のない世界を目指す都市のネットワークづくりに共同して力を発揮した点が評価された、という。この日にあった原水協の全国理事会で紹介された。

 平和市長会議会長でもある秋葉市長は土田さんにあて推薦への感謝と「核廃絶への大きなうねりをつくりたい」と決意をつづった書簡を送った。IPBは1891年設立の伝統ある平和団体で、1910年にノーベル平和賞を受賞し、選考委員会への推薦権がある。これまでに日本被団協なども推薦している。

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