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ヒストリー

ヒロシマの記録1948 4月


1948/4/1
GHQ民間情報教育部高等教育顧問イールズ博士が中国地方の国立総合大学の候補地巡視で広島、呉市を訪問。2日、広島文理科大など視察
1948/4/2
広島県立児童相談所が広島市基町の新生学園の一隅を借り開所
1948/4/3
亡命先の米から帰国した元労働党の大山郁夫早大教授が20年ぶりに広島市を訪問。「原爆都広島市民の持つ気持ちは敬服のほかない。武装放棄の新憲法の精神は最後まで持ち続けられなければならない」
1948/4/4
ハワイ・ホノルル市で原爆罹災民救援相談会を開く。フォート街仏青会館に広島出身者約1,000人が集まり救援運動を申し合わせる
1948/4/12
旧軍用地の払い下げ問題で広島市議会の無償払下特別委員会が木原前市長と広島財務局を訪問。1年間中断している協議再開を陳情
1948/4/15
旧軍用地払い下げ問題で広島市議会無償払下特別委員会が池田勇人前大蔵次官に最高顧問就任を要請(4・17)
1948/4/18
世界26カ国の発起人により「世界平和デー委員会」が米で結成。米オークランド市のバプテスト教会管理人で国際法学者のアルフレッド・パーカー氏が中心に運動。パーカー氏の呼び掛け「まず貴方の心の中から始めよ、そして家族に、町に、州に、国民に及ぼせ」
1948/4/19
米政府原子力委員会がマーシャル諸島エニウェトク環礁で原爆実験を行ったと発表。日時は未公表。3回目の公式実験
1948/4/23
米マイアミ・デーリー・ニュース紙が報道。「米退役海軍少将エリス・ザカリアス氏が米は原爆より有力な3つの秘密兵器(細菌、生物学的、気候学的兵器)を持っており、いつでもソ連と開戦できると言明」
1948/4/30
広島市議会の旧軍用地の無償払下特別委員会が広島経済界、労組、県議などと期成同盟会発足を決定
1948/4/--
連合軍公衆衛生局長サムス大佐が「原子爆弾が人体に及ぼす影響はいろいろ伝えられているが、原子爆弾のため髪の毛色が変わったという事実は全然ない」と影響説を否定

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