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ブルガリア大使 広島市長と懇談 原爆資料館を視察

■記者 増田咲子

 ブルガリアのリュボミル・トドロフ駐日大使は17日、広島市役所を訪れ、秋葉忠利市長と懇談した。「ひろしま・ブルガリア協会」が現地で原爆展を開くなどの市民交流があり、核兵器廃絶へ向けて意見を交わした。

 トドロフ大使は中区の原爆資料館や原爆ドームを視察した後、市役所を訪問。「核兵器廃絶のために支援を」とあいさつした秋葉市長にこたえ、芳名録に「核兵器のない世界の実現へ支援したい」と記帳した。

 ブルガリアでは、2020年までの核兵器廃絶を目指す平和市長会議(会長・秋葉市長)に4都市が加盟している。トドロフ大使は、ほかの都市に参加を呼び掛ける意向も示した。

(2010年5月18日朝刊掲載)

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