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国連事務総長に集会参加を促す 広島で反核団体方針

■記者 林淳一郎

 市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)」は22日、広島市中区の原爆資料館で本年度総会を開いた。8月6日に広島訪問を予定する国連の潘基文(バンキムン)事務総長に、市民対話集会への参加を求めるなど計13項目の活動方針を決めた。

 約40人を前に、森滝春子共同代表(71)が活動方針案を説明。核兵器禁止条約制定を推進する運動や、非核三原則の法制化を目指す取り組み、講演や学習会を通じた被爆体験の継承などの活動方針が拍手で承認された。

 このほか3人だった共同代表に、運営委員を務める広島共立病院(安佐南区)の青木克明健診センター長(62)を加え、4人体制にすることも決定した。

(2010年5月23日朝刊掲載)

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