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核廃絶への役割 政府に要請意向 秋葉市長

■記者 増田咲子

 広島市の秋葉忠利市長は31日、市役所で記者会見し2020年までの核兵器廃絶に向けた運動について「日本政府にも積極的な役割を果たしてもらうよう要請したい」との意向を示した。

 会長を務める平和市長会議が提唱したヒロシマ・ナガサキ議定書が核拡散防止条約(NPT)再検討会議で提案されなかったことについて質問に答えた。「特に核兵器保有国の市民に働きかけ機運を盛り上げたい」とも述べた。

(2010年6月1日朝刊掲載)

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