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米大学生らと舟入高生交流

■記者 明知隼二

 米セントラルコネティカット州立大の学生と大学院生計12人が4日、広島市中区の舟入高で、国際コミュニケーションコースの1年生41人と交流した。

 4~6人のグループに分かれ、英語で懇談。前日に見学した原爆資料館や被爆証言の感想を話したり、日米の学校生活の様子を語り合ったりしていた。

 修士課程2年イェンミー・ラーガスパーダさん(25)は「核兵器はなくすべきだ。帰国したら被爆証言の感想を周囲の人に教えたい」。舟入高の矢田瑞希さん(15)は「米国の若者も原爆の話を受け止めてくれている。私たちはもっと伝える努力をしたい」と話していた。

(2010年6月5日朝刊掲載)

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