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「核密約」破棄など働き掛け 広島県被団協 総会で活動方針採択

■記者 明知隼二

 広島県被団協(金子一士理事長)は18日、広島市中区の大手町平和ビルで定期総会を開き、本年度の活動方針などを決めた。

 63人が出席。「核密約」の破棄や非核三原則の法制化を政府に働き掛けること、被爆2世、3世組織の充実などを盛り込んだ活動方針を採択した。被団協の体制強化として現在2人いる副理事長を1人増員し、古田光恵常任理事を充てることも決めた。

 参加者からは、高齢化する被爆者支援策として「相談を受けるだけでなく、こちらから訪問するなどの取り組みが必要ではないか」などの提案もあった。

(2010年6月19日朝刊掲載)

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