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反戦の思い 劇や詩で 平和公園で兵庫の小学6年生

■記者 新田葉子

 兵庫県三田市のつつじが丘小6年生75人が24日、修学旅行で広島市中区の平和記念公園を訪れ、慰霊碑前などで劇や詩の朗読などをして戦争反対への思いを培った。

 児童は被爆証言を聞き、原爆資料館を見学した後、12班に分かれて園内の慰霊碑を巡った。「平和の鐘」の前では、友人を原爆で亡くした祖父の体験を孫が聞くという劇を披露した班も。約3分の台本を書いた草場萌香さん(12)は「被爆者の遺品などを見たので、亡くなった人の気持ちがより想像できた」と話していた。

 「峠三吉詩碑」や「平和の灯」前で、自作の詩を発表したり「戦争に反対できる大人になります」などと誓った班もあった。

(2010年6月25日朝刊掲載)

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