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原田真二さん平和訴え 広島でシンポ 米国の運動紹介

■記者 新田葉子

 広島市中区出身のシンガー・ソングライター原田真二さんが呼び掛けた世界平和を考えるシンポジウムが25日、中区のアステールプラザであった。米国在住日本人や米国人セラピストたち6人が登壇。核兵器廃絶や米中枢同時テロの遺族のケアなどの取り組みについて語った。

 ニューヨーク本願寺の中垣顕実住職は、寺の前にある親鸞聖人像は広島で被爆しており、毎年8月6日に合わせて法要を開いていると紹介。米国人写真家のSuZen(スーザン)さんも、広島市と長崎市の原爆投下時刻に世界各地の教会や寺院で鐘を鳴らして平和を訴える運動について述べた。

 シンポの後には原田さんや地元のグループらが出演するコンサートもあった。

(2010年6月26日朝刊掲載)

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