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広島の市民団体が政府に抗議声明文

■記者 金崎由美

 広島の市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」は28日、日本とインド両政府が原子力協定の締結交渉を始めたことに抗議する声明文を菅直人首相と岡田克也外相にファクスで送った。

 声明文は会の共同代表である青木克明、岡本三夫、河合護郎、森滝春子の4氏の連名。NPTに加盟していないインドの原子力開発に協力する姿勢は「NPT体制を崩壊させる」と強い懸念を表明し、締結交渉の即時中止を求めている。

(2010年6月29日朝刊掲載)

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