パラグアイから原爆展の折り鶴 元協力隊員届ける 平和公園
10年7月12日
■記者 新田葉子
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として南米パラグアイで看護師や教師を務めた3人が9日、広島市中区の平和記念公園の原爆の子の像に、折り鶴500羽をささげた。昨年、現地の11カ所で開いた原爆展で集まった1000羽を広島と長崎に分けた。
訪れたのは、3月以降に任期を終えて帰国した長崎県諫早市の中村由梨子さん(32)、横浜市の石辺依子さん(28)、静岡市の漆畑奈々子さん(30)。会場で「ぜひ広島と長崎に届けて」と請われ、持ち込みを決意した。
パラグアイでは2007年から、広島市の原爆資料館のポスターなどを利用した原爆展を開始。日系人社会の支援も受け、これまで約30カ所で開き、約1万人が来場しているという。
(2010年7月10日朝刊掲載)
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として南米パラグアイで看護師や教師を務めた3人が9日、広島市中区の平和記念公園の原爆の子の像に、折り鶴500羽をささげた。昨年、現地の11カ所で開いた原爆展で集まった1000羽を広島と長崎に分けた。
訪れたのは、3月以降に任期を終えて帰国した長崎県諫早市の中村由梨子さん(32)、横浜市の石辺依子さん(28)、静岡市の漆畑奈々子さん(30)。会場で「ぜひ広島と長崎に届けて」と請われ、持ち込みを決意した。
パラグアイでは2007年から、広島市の原爆資料館のポスターなどを利用した原爆展を開始。日系人社会の支援も受け、これまで約30カ所で開き、約1万人が来場しているという。
(2010年7月10日朝刊掲載)