「拝啓原爆ドーム様」一筆募集 北側に郵便受け設置
10年7月12日
■記者 林淳一郎
広島県立美術館（広島市中区）や広島市は９日、原爆ドーム（中区）北側に、郵便受けを設置した。「拝啓原爆ドーム様」とした平和メッセージを募り、集まったはがきは８月５日から９月２０日まで県立美術館で開かれる企画展「廣島から広島」（中国新聞社など主催）で展示する。
高さ約２メートルの鉄製。届いたはがきが見えるように縦７５センチ、横５０センチの透明な窓を正面に設けた。製作者の三次高美術教諭原仲裕三さん（５２）＝安佐北区＝らが据えつけた。
募集するメッセージは、郵便はがきの裏面に「平和」の２文字とともに書く。使用言語やデザインは自由。表面には、あて先としてかつて「広島県産業奨励館」と呼ばれたドームの旧住所、〒７３０―８６６５廣島市猿楽町１５番地「拝啓原爆ドーム様」事務局と記入する。全国どこから投函（とうかん）してもいい。
郵便受けは被爆６５年にちなんで９月１１日までの６５日間設置する。
（２０１０年７月１０日朝刊掲載）
広島県立美術館（広島市中区）や広島市は９日、原爆ドーム（中区）北側に、郵便受けを設置した。「拝啓原爆ドーム様」とした平和メッセージを募り、集まったはがきは８月５日から９月２０日まで県立美術館で開かれる企画展「廣島から広島」（中国新聞社など主催）で展示する。
高さ約２メートルの鉄製。届いたはがきが見えるように縦７５センチ、横５０センチの透明な窓を正面に設けた。製作者の三次高美術教諭原仲裕三さん（５２）＝安佐北区＝らが据えつけた。
募集するメッセージは、郵便はがきの裏面に「平和」の２文字とともに書く。使用言語やデザインは自由。表面には、あて先としてかつて「広島県産業奨励館」と呼ばれたドームの旧住所、〒７３０―８６６５廣島市猿楽町１５番地「拝啓原爆ドーム様」事務局と記入する。全国どこから投函（とうかん）してもいい。
郵便受けは被爆６５年にちなんで９月１１日までの６５日間設置する。
（２０１０年７月１０日朝刊掲載）
