福島第1原発を9日に視察へ 島根知事
14年4月7日
島根県の溝口善兵衛知事は4日の会見で、9日に東京電力福島第1原発を視察すると表明した。知事の同原発視察は初めて。視察の目的を再三問われた溝口知事は「先方(東電)が答えられることを聞く」などとあいまいな答弁に終始。目的を明確にしなかった。
視察する場所も「どこまで行けるのか分からない。先方から状況を聞く」と明言しなかった。最終的には「一定の知識はある。報道などで分からない所を自分の目と耳で確認する」と述べた。
県防災部によると、9日午後に1時間半、敷地内の対策拠点となっている免震重要棟内部や原子炉建屋そばの構内などを見学する。
また、事故から3年1カ月たっての視察について「事故後から考えていた」とした上で「収束するまでは遠慮しなければとの気持ちがあった」と説明した。県が今回の視察を持ち掛けたのは3月4日という。
(2014年4月5日朝刊掲載)
視察する場所も「どこまで行けるのか分からない。先方から状況を聞く」と明言しなかった。最終的には「一定の知識はある。報道などで分からない所を自分の目と耳で確認する」と述べた。
県防災部によると、9日午後に1時間半、敷地内の対策拠点となっている免震重要棟内部や原子炉建屋そばの構内などを見学する。
また、事故から3年1カ月たっての視察について「事故後から考えていた」とした上で「収束するまでは遠慮しなければとの気持ちがあった」と説明した。県が今回の視察を持ち掛けたのは3月4日という。
(2014年4月5日朝刊掲載)