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元東電社員招き原発事故勉強会 あす島根県松江

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)で建設中の3号機について、運転差し止めなどを国と中電に求める原告団たちでつくる「3号機の運転をやめさせる訴訟の会」は6日、福島第1原発事故を検証する勉強会を松江市殿町の県民会館で開く。

 元東京電力社員で、福島第1原発で12年間原子炉の設計業務に携わった木村俊夫氏を講師に招く。福島の事故の最大の原因は津波とする国に対し、木村氏は地震による配管損傷の可能性を指摘している。事故後に東電が公表した設備データを示しながら、その根拠を解説する。

 午後2~4時で定員は約80人。資料代500円。先着順で事前申し込みは不要。訴訟の会事務局Tel090(1336)0629。

(2014年4月5日朝刊掲載)

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