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広島市の平和推進期待 グルジアなどの大使 市長と会談

 グルジアとタジキスタン、クロアチアの駐日大使が7日、広島市役所で松井一実市長と会談し、平和行政の一層の推進を要望した。  グルジアのレバン・ツィンツァゼ大使は松井市長が会長を務める平和首長会議に「核兵器廃絶に加え、世界中の平和問題に取り組んでほしい」と期待。松井市長は「平和の思いを共有するのが大切。各国も加盟を呼び掛けてほしい」と応じた。

 タジキスタンのボボゾダ・ジュラ大使は旧ソ連時代に核兵器を製造していた歴史を紹介。クロアチアのミラ・マルティネツ大使は「広島で平和への思いを一層強めた」と話した。

 3カ国の大使は、各国元首へ被爆石を贈る活動をしている広島市の市民団体「ひろしま・祈りの石の会」との交流で5日から広島市を訪問。最終日のこの日は中区の原爆資料館も見学した。(川手寿志)

(2014年4月8日朝刊掲載)

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