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原発事故の現状 放射線被害学ぶ 広島市中区で17日

 放射線被害について学ぶ市民公開講座「医師からみた広島、そして福島」が17日午前10時から、広島市中区の広島国際会議場である。世界気管支学会議(東京)などが主催し、参加者を募っている。

 福島生協病院(西区)の院長を務め、現在は福島県で福島第1原発事故に関する相談活動などに当たっている斎藤紀医師が講演。広島市での被爆者医療の経験を踏まえ、福島第1原発事故がもたらした課題などを話す。NPO法人モースト(東区)の津谷静子理事長は、被爆直後の広島に医薬品を届けたマルセル・ジュノー博士の生涯を紹介する。

 岐阜環境医学研究所(岐阜市)の松井英介所長は「低線量放射線内部被曝(ひばく)による健康障害」と題して話す。無料。定員300人。申し込み不要。事務局Tel03(3508)1243。

(2014年4月8日朝刊掲載)

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