平和の泉 装い新た 平和公園設置 広島ＪＣ改修
10年7月13日
■記者 新田葉子
広島市中区の平和記念公園にある「平和の泉」が老朽化したため、半世紀前に寄贈した広島青年会議所（ＪＣ）が改修し１２日、除幕式を開いた。
横３．７メートル、高さ０．９メートルの石板に付けられたライオン像の口から水がしたたる仕組み。１９６０年９月に設置したが石が黒ずんで欠けたため、会議所創立６０周年事業として、約９０万円を掛けて新しい石板にライオン像などを付け替え、ボタンを押すと水が流れるようにした。
式には会議所ＯＢら約２０人が出席。ＯＢ会会長で被爆者の杉原昭三さん（８２）＝南区＝は「犠牲者が水を求めた悲惨さや気持ちに思いをはせる場にしてほしい」と喜んでいた。
（２０１０年７月１３日朝刊掲載）
広島市中区の平和記念公園にある「平和の泉」が老朽化したため、半世紀前に寄贈した広島青年会議所（ＪＣ）が改修し１２日、除幕式を開いた。
横３．７メートル、高さ０．９メートルの石板に付けられたライオン像の口から水がしたたる仕組み。１９６０年９月に設置したが石が黒ずんで欠けたため、会議所創立６０周年事業として、約９０万円を掛けて新しい石板にライオン像などを付け替え、ボタンを押すと水が流れるようにした。
式には会議所ＯＢら約２０人が出席。ＯＢ会会長で被爆者の杉原昭三さん（８２）＝南区＝は「犠牲者が水を求めた悲惨さや気持ちに思いをはせる場にしてほしい」と喜んでいた。
（２０１０年７月１３日朝刊掲載）
