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真っ赤な春 咲いた 平和公園 チューリップ3千本見頃 広島市中区

 広島市中区の平和記念公園で8日、約3千本の赤いチューリップがほぼ満開を迎えた。散り始めた桜に代わって、市民や観光客を楽しませている。

 平和の鐘の近くの「国際平和庭園」で、長さ約40メートル、幅約1メートルの弧を描くように植えられている。花見に訪れた西区の高齢者施設「西広島あかり苑」の入所者たち14人はチューリップの前で記念撮影。その一人、川端千鶴子さん(90)は「桜は散ってしまったけれど、赤くてきれいな花を見られてよかった」とほほ笑んでいた。

 つぼみはわずかで、市緑政課によると、「見頃は長くてもあと1週間」という。(奥田美奈子)

(2014年4月9日朝刊掲載)

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