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2014ひろしまFF 新入行員が結束のみこし 広島銀が折り鶴形12基制作

 2014ひろしまフラワーフェスティバル(FF)の花の総合パレードに「折りづるみこし連」として参加する広島銀行(広島市中区)の新入行員131人が9日、折り鶴の形をしたみこしを、研修で滞在している国立江田島青少年交流の家(江田島市)で作った。

 12班に分かれ作業した。それぞれ絵の具やクレヨンで和紙に絵を描き、骨組みに張り付けていった。楽器を演奏する女の子と音符、色鮮やかな花などをデザインした12基が完成した。いずれも高さ約1・4メートル、広げた羽の長さは約2メートル。

 桜の花びらが空に舞う様子を表すみこしを手掛けた大谷早紀さん(22)は「2日に新人社員たちで植樹した被爆桜からヒントを得た。祭りを楽しみたい」と話していた。

 パレードは5月3日にある。みこしは終了後、平和記念公園(広島市中区)の原爆慰霊碑前の芝生広場に飾られる。(貞末恭之)

(2014年4月10日朝刊掲載)

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