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　中東のオマーンと県内の大学生たちが１２日、広島市安佐南区の安東公民館で、平和についてパネル討議をした。１９９４年の広島アジア大会の「一館一国運動」を機に同国と交流を続ける住民グループが企画した。

　討議は英語で、それぞれ大学生４人と元大使が約５０人の来場者を前に話した。広島大教育学部２年迫田みどりさん（１９）は「国や文化が違っても若者の相互理解が未来をつくる」と強調。スルタンカブース大４年ヒシャム・アルハダラミィさん（２１）は「共通点を見つけて歩み寄ることが大切」と応じた。

　１３日正午～午後３時半は同公民館で「オマーンフェア」がある。楽器演奏やアラビア文字教室などが楽しめる。（新谷枝里子）

（２０１４年４月１３日朝刊掲載）