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新藤監督や吉永さん 平和への思いつづる 矢野駅で色紙の展示会

■記者 小山顕

 JR矢野駅(広島市安芸区)の展示スペース「やの交流プラザ」で、映画監督や俳優が「心の花」をテーマに平和へのメッセージなどを書いた色紙29枚が展示されている。今月末まで。

 佐伯区出身の映画監督新藤兼人さんは「生きているかぎり生きぬきたい」と思いをぶつけている。吉永小百合さんは「いつでもゆめを 平和を祈って」とつづり、小さな花の絵を添えている。

 市民グループ「ヒロシマ祭り実行委員会」が企画。2002~09年に知人を介するなどして集めた約190枚の一部で、毎年8月6日に中区の市文化交流会館(旧広島厚生年金会館)で開くコンサートで展示している。

 宮本寛治実行委員長(66)=佐伯区=は「見た人が自分にとっての平和とは何かを考えるきっかけになれば」と話している。

(2010年7月15日朝刊掲載)

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