原爆ポスター展へ準備 中高生、体験聞き取り 中区
10年7月20日
■記者 明知隼二
広島市などが今月から始めた平和学習の連続講座「中・高校生ピースクラブ」の第2回講座が18日、広島市中区の原爆資料館であった。中高生12人が参加し、被爆体験を聞いたうえで、8月6日に平和記念公園で開くポスター展の準備作業をした。
中高生たちは5グループに分かれ、それぞれ縦約80センチ、横約60センチの台紙を使ってポスター作りに挑戦。指導役の大学生らの助言を受けながら、原爆慰霊碑の碑文の意味や資料館の展示内容を若者の視点で紹介しようと、写真や色紙を切り張りしていった。
この日に聞いた被爆証言のまとめを担当した広島女学院高2年の平野絵梨さん(17)は「証言者の方の腕に残るケロイドを見て、ずっと生き抜いてきた強さを感じた。その強さが伝わるよう工夫したい」と話していた。
(2010年7月19日朝刊掲載)
広島市などが今月から始めた平和学習の連続講座「中・高校生ピースクラブ」の第2回講座が18日、広島市中区の原爆資料館であった。中高生12人が参加し、被爆体験を聞いたうえで、8月6日に平和記念公園で開くポスター展の準備作業をした。
中高生たちは5グループに分かれ、それぞれ縦約80センチ、横約60センチの台紙を使ってポスター作りに挑戦。指導役の大学生らの助言を受けながら、原爆慰霊碑の碑文の意味や資料館の展示内容を若者の視点で紹介しようと、写真や色紙を切り張りしていった。
この日に聞いた被爆証言のまとめを担当した広島女学院高2年の平野絵梨さん(17)は「証言者の方の腕に残るケロイドを見て、ずっと生き抜いてきた強さを感じた。その強さが伝わるよう工夫したい」と話していた。
(2010年7月19日朝刊掲載)