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広島知事「見守り活動の強化必要」 広島市の老老介護?死亡受け

 広島県の湯崎英彦知事は16日の記者会見で、11、12の両日、広島市で開かれた「軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」の外相会合についても言及。核兵器を持たない12カ国の外相たちが原爆資料館(中区)を見学し、被爆者の証言を聴いたことを「非人道的な結末を自らの目で確かめたのは大きい。核兵器保有国を含め廃絶に向けた議論を進める良い機会になった」と述べた。

 採択された「広島宣言」については、各国の指導者に被爆地訪問を求めた点を評価し「非人道性に焦点を当てた記述もかなり盛り込まれた」と指摘。一方で、核兵器禁止条約に踏み込まなかった点には「今後は、非人道性と条約を結びつけて議論を深めてほしい」と求めた。(金刺大五、新谷枝里子)

(2014年4月17日朝刊掲載)

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