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平和賞サミット盛り上げ 広島市や県 支援推進協が発足

■記者 増田咲子

 広島市で11月12~14日に開かれる国際会議「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」の支援推進協議会が20日発足した。同市のほか広島県と広島商工会議所、ユニタール広島事務所で構成。市役所で開いた初会合では、事業計画を確認した。

 歓迎機運の醸成に向け、公共施設へのポスター掲示や歓迎レセプション開催のほか、出席者に広島をPRする事業を展開する。推進協会長に就いた秋葉忠利市長は「平和を発信する貴重な機会になる」。顧問の湯崎英彦知事も「もてなしの心でお迎えしたい」と意気込みを語った。

 サミットは11回目でアジアでは初。被爆65年の節目に核兵器廃絶について議論する。現時点ではゴルバチョフ元ソ連大統領やワレサ元ポーランド大統領が出席の意向を示しているという。

(2010年7月21日朝刊掲載)

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