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発足30年でガイド本 広島の通訳者グループ

 広島市のボランティア団体「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」(HIP)が、ことし発足30年を迎えるのを記念して、「HIPのひろしまガイド」を今夏にも出版する。

 日英の2カ国語。平和記念公園(中区)をはじめ、縮景園(同)、宮島(廿日市市)などの観光スポット、お好み焼きや広島東洋カープについて、会話形式で紹介する。英語のネーティブスピーカーによる録音CDも付ける計画。

 HIPは毎年秋、広島国際会議場(広島市中区)などで開かれる「国際交流・協力の日」で、「ひろしまを英語でガイド」を実施。今回は、教材を再構成してまとめる。

 小倉桂子代表(76)は「指さして示せるので、英語ができない人でも使ってもらえる」と話している。

 A5判、60ページ程度で、2千部印刷する予定。HIPのメールアドレスhip-staff@googlegroups.com(二井理江)

(2014年4月21日朝刊掲載)

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