「きのこ会」の歩みを記録に 総会で方針
10年7月26日
■記者 金崎由美
胎内被爆した原爆小頭症患者と家族、支援者でつくる「きのこ会」(長岡義夫会長)が25日、広島市中区の原爆資料館東館で総会を開き、会の活動や患者と家族の歩みを記録にまとめる方針を決めた。
患者5人と家族、支援者ら計約20人が参加。支援者が中心となって会員への聞き取りや、手記と過去の新聞記事などの資料収集・整理をすることを申し合わせた。
長岡会長は「患者も家族も高齢化した。(今後も核兵器が使われず)会員が最も若い被爆者であり続けるためにも記録し、私たちの経験を役立ててほしい」と話していた。
また26日に予定する市への要望事項についても協議。原爆小頭症患者を専門に担当する医療ソーシャルワーカーを国の責任で配置するよう求めることなどを確認した。
(2010年7月26日朝刊掲載)
胎内被爆した原爆小頭症患者と家族、支援者でつくる「きのこ会」(長岡義夫会長)が25日、広島市中区の原爆資料館東館で総会を開き、会の活動や患者と家族の歩みを記録にまとめる方針を決めた。
患者5人と家族、支援者ら計約20人が参加。支援者が中心となって会員への聞き取りや、手記と過去の新聞記事などの資料収集・整理をすることを申し合わせた。
長岡会長は「患者も家族も高齢化した。(今後も核兵器が使われず)会員が最も若い被爆者であり続けるためにも記録し、私たちの経験を役立ててほしい」と話していた。
また26日に予定する市への要望事項についても協議。原爆小頭症患者を専門に担当する医療ソーシャルワーカーを国の責任で配置するよう求めることなどを確認した。
(2010年7月26日朝刊掲載)