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上関原発反対へ連携維持を確認 集会実行委が会合 山口

 中国電力が山口県上関町で計画する上関原発建設に反対する大規模な集会を3月に山口市で開催した「上関原発を建てさせない山口県民大集会」の実行委員会が12日、同市で集会後初となる会合を開いた。実行委事務局の体制を維持し、各組織が今後も連携していくことを確認した。

 実行委は、山口や広島、島根の反原発組織など63団体約2千人で構成。会合には約50人が出席し、「県内の脱原発、反原発の志を持った団体のほとんどが参加してくれたことは大きな成果」と、集会を総括した。その上で「今後も事務局組織を残し、連携できるよう体制を維持する」とした。

 集会は3月8日にあり、主催者発表で約7千人が集まった。同月26日には建設中止を求める村岡嗣政知事宛ての申し入れ書と10万6507人分の署名を山口県に提出した。

(2014年4月13日朝刊掲載)

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