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原爆ドーム保存に寄付 明大校友会広島

 明治大校友会広島地域支部は28日、原爆ドーム(広島市中区)の保存事業に役立ててもらおうと、市に25万54円を寄付した=写真。3月11日に中区で開いた明治大マンドリン倶楽部(くらぶ)チャリティーコンサートの収益金の一部など。

 川島宏治支部長(60)たちが市国際平和推進部で、収益の一部20万円と、会場内の募金箱5個に集まった浄財5万54円を谷川晃部長に手渡した。川島支部長は「平和の大切さを訴え続けるため、負の遺産であるドームを残さないといけない」と話した。

 同支部は2011年にも市内でチャリティーコンサートを開き、同様に寄付している。市は「原爆ドーム保存事業基金」(3月末で約7千万円)に積み立て、ドームの定期検査や耐震工事の財源にする。

(2014年4月29日朝刊掲載)

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