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被爆者をしのび体験記や詩朗読 「音読の会」と女学院高生 中区

■記者 金崎由美

 広島市内のアナウンサーらでつくる「ひろしま音読の会」(森岡三恵代表)が被爆体験記や詩などの朗読会を31日午後6時から、中区、原爆資料館メモリアルホールで開く。毎夏恒例の会で、今回は原爆資料館の来館者が書き込んだ「対話ノート」の抜粋も取り上げる。

 「ヒロシマを朗読する~しまってはいけない記憶」がテーマ。本番を前に、メンバーと広島女学院高(中区)放送部の生徒たち16人の出演者は最終調整に励む。

 広島女学院高2年前川尻(まえかわじり)彩香さん(16)は「手記や詩を書いた人の気持ちに近づきたい」と意気込んでいる。

 無料。申し込み不要。国立広島原爆死没者追悼平和祈念館Tel082(543)6271。

(2010年7月30日朝刊掲載)

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